皆さんは「カップル喫茶」なるものを耳にした事があるだろうか。
一見スタバデートを彷彿とさせるネーミングであるが、その実態はハプニングバーを遥かに凌駕する性の楽園と言える場所であった。
今回は私の実体験を元にその知られざる実態を皆さんにお届けしようと思う
【受付】
新宿のビルにあるそのカップル喫茶は、ハプニングバーと同じくインターホンを鳴らし、身分証提示による会員登録がないと入店する事は出来ない。
そして何より大事なこと、それは『カップルでないと入店出来ない』という事。名は体を表しすぎである
トイレその後にかよ
なお本当のカップルでなくても男女ペアであれば入店出来るので世の変態パートナー共は安心して欲しい
もちろん注意事項の説明もあるのだが、断トツでインパクトがあったのは
店員「このお店では『見てるだけ』っていうのは禁止なので。必ず遊んでもらいます」
もんの凄い強制力。
「これから殺し合いをしてもらいます」の時のビートたけしやんけ
【室内はどうなっているか】
店内は照明をやや落とした空間で、入ってすぐ12人くらい座れるソファー席と真ん中にテーブルがある。いわゆるハプニングバーと違ってバーカウンターもなければダーツもアダルトグッズもない、無味乾燥なスペースである。
私はよく人に「ハプニングバーとカップル喫茶ってどう違うの?」って聞かれた時こう答えます
『ハプニングバーは動物園でカップル喫茶は養豚場』
誤解を招いたと思うので説明するが、カップル喫茶に来る人間が豚みたいな見た目だということではない。見た目だけでいうならむしろカップル喫茶の方が総じてレベルは高い。
やはりこれは『カップルでしか入店出来ない』縛りによるものだと思う。
なお例えの意図は
動物園→いろんな種類の動物(人間)を見る事が出来て楽しい
養豚場→一心不乱に餌(異性)を食いあさる人間がびっしり並んでいる
ということである
話は戻るが、無味乾燥なこのスペースはお酒を飲んで談笑することを目的としていない
あくまで『プレイの相手を見定める』場として存在しているのだ。
飲み物はウォーターサーバーとペットボトルが無機質に並んでいるだけでアルコールは有料である。そしてアルコールを飲んでいる人間は極めて少ないのである。
そう、先ほどカップル喫茶を養豚場と例えたがそれは正確なものではなかったかもしれない。
ここは武道場なのだ。セックスをスポーツでありエンターテイメントであり闘いだと位置付けている人間が集まるリング。そしてこのスペースはリングに上がる前の控室といった雰囲気である。
闘い前にアルコールなんて、邪道なのである
(私は飲みますけど)
そして控室の奥にはリング(プレイルーム)がある。ルームといっても扉はなく、壁で簡単に仕切られている程度である。なるほどリングよろしく一面マットが敷かれておりどこでも対戦可能だ。ちなみに控室の3倍以上広い。そのバランスに笑いが止まらない
そしてそのルームの半分以上が通路から丸見えであり、丸見えである(語彙力の喪失)
だが、やはりここもハプバーと違うのだが、プレイの様子を見てキャッキャしている人間は皆無なのだ。行っていただくと分かると思うがとてもキャッキャ出来る雰囲気ではない。
むしろプレイしていない人間の方が比率が少なく居心地が悪いくらいだ。
もちろん混み具合によるのだが、川の字になってプレイなんてのは日常茶飯事で、余りに盛況な日はルームが開くまで控え室で待機する事になる。
【実例】
0.スワッピング
0.と敢えて書いたのは、このバトルホールでは当たり前過ぎる行為だからである。ファミマでファミチキ下さいと言うようなものだ
ほとんどの場合カップル間で「あのカップルどう?」「いいよ」的な会話があってから、男性が男性に「よかったらどうですか?」と打診する。良ければ即武道場だ。
そこにはナンパの「どこから来たの?」「ひとり?」のような風情ある会話も、ハプバーのようにカップルとはいえ一旦和んでコミュニケーションを取ってから……といったワンクッションが基本存在しない。皆プレイを純粋に楽しみに来ているのだ。
ルームに入ってからは横並びでスワッピングになることが多い。別のカップルの同性とのプレイを横目に見ながら別のカップルの異性とプレイする、これが燃える性癖の人にはたまらない逸品となっております
スワッピング後はお口直しとばかりに元のパートナーと合流(意味深)する場合もけっこうある。基本的に『せっかく来たんだから目一杯遊ぶ』という精神で来ている人が大半なのでプレイしまくってても浮く事は全くない。ハプバーは余りにも遊び過ぎると悪目立ちするが。これもハプバーと違うところである
2.6P
この空間、『磯野〜!!6Pしようぜ〜!!』的な勢いで複数プレイが決まっていく。
しつこいがほぼ全員が何らかの形でプレイしたいので、見た目と雰囲気がある程度マッチすればサクサク対戦が決まっていく。
女の子と盛り上がってカップル喫茶行ったら6Pに誘われてエンジョイイッツジョインしたんだけど我を忘れて楽しみすぎて一緒に行った女の子にだけ挿入するのを忘れた#これを見た人は性的な黒歴史を語れ
— いく夫🐘 (@ikuogakuruo) August 8, 2019
そして男女共にとにかく複数慣れしている人達ばかりなので(個人の見解です)、スムーズに串刺しやポジションチェンジが行われていく。見るだけでも勉強になるレベル。見るだけだとダメですけど。
複数大好き!!っていう人にとっては恐らく最高の空間だと言ってもいい。難があるとすれば必ず男女同数なので特に後半竿不足に陥りがち。『たくさんの男にまわされたい!』『沢山いる男性から好みの竿をピックアップして喰いたい』っていう女の子にはちょっと不向きかもしれない。
ハプバー未経験の女の子に良さを上手く伝えるのはなかなか難しいんですが「女の子絶対上位だから『男の子!!みんな脱いでちんこ出して!!!品定めするから!!』って命令すればちんこ並ぶしその中からいい竿選んで自由に食えるよ」って助言すると大抵目を輝かせてヨダレを垂らします
— いく夫🐘 (@ikuogakuruo) July 30, 2020
男はとにかく下半身を万全にして行くべき。遊びじゃねえんだよ
3.「今日ですか?六回戦目ですね次」
ここは武道場なので、このような猛者はよくいる。プレイ毎に絶頂を迎えているかまでは定かではないものの、どっちにしてもシンプルにスゲえ。アスリートかよ。アスリートだな。
4. 超異質な空間でのカップルイチャイチャセックス
さて猛者ばかりを取り上げたが普通にカップル水入らずでプレイすることももちろん可能である。
「見られてると集中出来ないかも……」と心配するそこのあなた、大丈夫。皆人のセックスジロジロ見たりしないから。そういった意味で紳士淑女の集まりだから。むしろハプバーみたいにウザ絡みクソ単男が存在しないのでそういった意味では安心。
ハプバーのルームでセックスしてたら横で見てた半ば無理矢理一緒に入ってきた単独男性に「自分らしく!!!」って声援をかけられたことがあんのかって聞いてんだよ
— いく夫🐘 (@ikuogakuruo) February 5, 2020
人のセックスより自分のセックスに集中している人も多いし
とは言え周りでゴリッゴリにプレイが行われている環境だし川の時になって両脇で知らん人がアンアン言ってる事もあるような環境なのでその異空間で自分がセックスしている事に興奮する女性は多いです※個人の見解です
好奇心と性欲が旺盛な紳士淑女の皆様、一度は社会科見学として行ってみてはいかがでしょうか(斡旋)
ただ武道場なので、拘束したりおもちゃを使ったりという要素は基本的に存在しません。そこに存在するのはガチンコのぶつかり合いのみ。
チンコだけにな!!ガハハ!!!
5.絶対に人のプレイを見ることが出来る環境
皆さんは『人のセックスを見たい』と一度は思った事があると思います。あると言ってくれ。
それってハプバーでも見れるんじゃないの?って思われるかもしれませんが、ハプバーは意外と人のセックスを見れるとは限りません。時間帯とメンバーによっては何もハプニングが発生せずということもザラ。
更にハプバーによっては人のプレイを見ることが出来ない環境(個室等)だったりします
そういう観点から『今日は私、絶対に人のセックスが見たい!!』という女の子がいたら私はカップル喫茶にお連れします。
カップル喫茶に行けば例えお客さんが少なかろうが0で無い限りほぼ確実に人のセックスが見れますので(断言)
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