我が家はこうしてセックスレスになりました②

あぐログ

この記事は「あぐログ」に投稿されていた記事を「いく夫の備忘録」に移行したものです。
記事中の内容や日付などは、投稿当時のままのものとなります。

前回までのあらすじ

夫と出会ったあぐ、着の身着のまま東京を発ち同棲を始めるも、セックスの回数の多さに辟易気味!ある日、仕事で東京へ戻っていたあぐに夫から一本の電話!

夫

俺、君と結婚できんかもしれんの。他に結婚しなくちゃいけない相手がいるかもしれんの。

……ということで。

詳しくは前回のブログを見て頂くとして、今日はその続きから書いていこうと思います。今回は、入籍に至るまでのお話をつらつらと。

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私たち、こうして結婚しました

結婚できない理由

その日、私は東京初日。

仕事と言っても打ち合わせ程度なので、もう用事は済んだものの、荷造りもするし母に出ていく挨拶もするしってことで、ちょっと長めに滞在予定。

 

この時点で、彼と出会って一週間くらいだったかな。お互いが「結婚結婚!!」ってなってるの、今思えば不思議でしかないんですけど、なんかとにかく居心地が良かった。気が合った。夫は、こういうこと言う人でもあったし。

 

で、本筋に戻りますが、その日は夫から、「大変なことが起こった!」とLINEは受けておりまして。薄々、「もしかして私フラれるんじゃね?」と思ってた。それで、いざ電話に出てみたら「結婚できんかもしれん」でしょ。ああやっぱりねって感じだった。あんまり驚きはなかった。やっぱり心のどこかで、他に女がいるんじゃないのかなぁって思っていたんですよね。結果いたし。※そのへんは元カノと4Pした記事へGOGO!

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ってことで、とりあえず私は冷静に先を促します。

 

夫

あのね、実はね、俺婚約者がいたみたいで。

 

……おお、なんだか話がビッグである。先を聞こう。

 

夫

そんなつもりなかったって言ったらずるいんだけど、今の俺の会社にね、資金を援助してくれた大きい会社があるの。もう大社長よ。そこの娘さんが俺と同い年なんだけど、結婚もしてなくて、彼氏もいなくてね。社長に「うちの娘が結婚できなそうで不安だからもらってくれよ!」ってずっと言われてたの。

 

……ビッグである。

 

夫

でね、毎回飲みの席でそれを言われるもんだから、俺も「いいっすねー!」とか返事してたの。半分は冗談だと思ってるし、もし本気だったとしてもそれで会社がやっていけるならチョロいもんやなと。俺本当アホでね、全然結婚願望とかもなくて、本気で人を好きになったこともなくて、だから別にいいかなって。そういう結婚でもいいかなって思ってたの。でも君に会ったやん?本気で好きになったやん?

あぐ
あぐ

……ビッグだなぁ

夫

ん?

 

しまった。心の声が出てしまっていたらしい。

 

あぐ
あぐ

いえ、続けて?

夫

おう、続けよう

 

まぁ、要約するとこうである。

夫は私と結婚する気満々で、今日社長と会う機会があったので早々に「結婚したい子ができて、東京から連れて帰ってきたんですー!紹介しますねー!」と告げたらしい。そしたらもう、社長が激怒。大社長の激怒。「うちの娘との結婚は!?」と中華料理屋をひっくり返しての大惨事だったそうな。

 

……大社長の激怒は怖すぎる。

 

夫

ほら、結局うちって地場に根付いた商売やから、そこを怒らせるとまずいんよ。一社が手を引くだけならまだしも、もう大社長やからね。鶴の一声というか、なんというか、会社潰されると思う。

あぐ
あぐ

……つまり、倒産覚悟で私と結婚するか、会社を守るためにそっちの娘さんと結婚するか、ってこと?

夫

おうイエス。

 

いやぁ、何度も言うけどビッグな話だなぁ。

てっきり私は、もう恋愛感情のない付き合いの長い彼女がいて、そことの別れ話がもつれにもつれて結局寄りを戻すことになりましたとか、実は結婚してるんですよとか、そういう話だと思っていたのに。

言うても私もちゃんと恋には落ちていて、ほら、恋は盲目というか、夫のことは信頼していたので、そもそも私とのことが完全に遊びでしたオチは考えてなかった、てへ

 

イマイチ規模感がピンとこない話ではあるが、色々と疑問はある。

 

あぐ
あぐ

えっと……その娘さんはいいの?それで結婚しちゃうの?

夫

その人はね、基本何でも親の言いなりだからいいんだと思うの。あと、ちゃんと俺のこと好きなのよ。

あぐ
あぐ

……面識あるんだ?

夫

しょっちゅう一緒に遊びに行ってた。

あぐ
あぐ

……健全に?

夫

あー……まぁ、セックスはしたかなぁ。

 

直後「でもほら、気持ちは入ってないやつだから!君の時とは違うから!俺口説いてない!それは100%言い切れる!」と弁解する彼がそれはそれは可愛かったので、まぁ、そこはいいとして。(いいんかい)

 

あぐ
あぐ

……会社は大事?

夫

そりゃもう!自分の息子みたいなもん!

 

ということは、結論は一つじゃないか。

 

あぐ
あぐ

じゃあ、私そっちに帰るのやめるね。

 

サクッと綺麗にお別れしようと思ったのに、夫から帰ってきたのは「えっ!俺と結婚できないの嫌じゃないの!?」という言葉で、あれ?そういう話じゃなかったのか?私はてっきり、東京での観光デートも、そっちでの短い暮らしも、いい思い出にしておきましょう的な話かと思ってたぞ?と大混乱。

 

そこで、夫が寂しそうに呟きます。

 

夫

もっと、泣かれるかと思ってた。一緒になれなくて悲しいとか、ないんだね。

 

ロマンチストか!!!

この頃から出てますね、レスりの片鱗。ロマンチストはヤバイのよ。いざ結婚して、彼女が嫁になって、理想が現実になると、ちょっと今までと話が変わってくるってのはよくある話で。

 

あぐ
あぐ

えっと……一緒にいれないのはそりゃ悲しいけど。

夫

でも帰ってこないんでしょ?

あぐ
あぐ

じゃあ帰ろうか?一緒にいようか?

夫

でも結婚できないかもしれないんだよ?

あぐ
あぐ

結婚できなくてもいいよ?

 

本日二度目の「えっ!俺と結婚できないの嫌じゃないの!?」を繰り返す夫に、私は腹を抱えて大爆笑。夫も爆笑。

結婚したいよ。したいでしょうよ。だって、こんなに真剣な話してるのにこんなに笑えるんだよ?でもさ、私は起業っていう夢を叶えたあなたがいいのよ。そこでつまずいてほしくないのよ。

 

あぐ
あぐ

ほら、前も言ったけど私バツイチだし。別に結婚への憧れとか理想とかもうないし。一緒にいるだけであなたが幸せなら、私別に結婚しなくていいよ?私は一緒にいれたらそれだけで楽しいよ?

 

その後、いろんな話をしたと思う。

もうそこでの事業はたたんで、いっそ東京に進出するかとか、いやでもその大社長からは逃げられんよなってことで、じゃあわかった、海外に逃亡しようとか。あとは、一回娘さんと結婚して、夫婦生活を破綻させて離婚して私と再婚するかとか。そりゃもう、現実的とは到底思えないような話まで、色々。

で、最終私が言った一言が、我々の未来を決めました。

この時点で3時間以上は電話をしていて、そろそろ疲れてきていたっていうのもあるんだけど。

 

あぐ
あぐ

会社も続けて結婚もしたらいいやん

 

私が夫の立場だったら、迷わずどっちも取るわけですよ。私は何かのために何かを諦めるってことは嫌いだから、好きな人との結婚も、会社も、どっちも取る。片方を手放すってことはしない。

 

夫は、しばらくうーんうーんと唸ったあと、ぽつりと、

 

夫

……頑張るわ。だから帰ってきて。

 

そうして、我々の結婚がまた一歩実現に近づきました。

……で。

結婚しようと思ってた人がそんな相手で大丈夫なの?そもそもベンチャーでしょ?立ち上げたばっかりの社長って結婚相手としてどうなの?

そんなお声が聞こえてきそうではありますが、その時の私の心境としては「やっぱ超面白いこの人!大好き!」でして。

 

元々、私は常に「最悪のパターン」を想定して動くタイプ。

人並外れた行動から、「何も考えてない猪突猛進ちゃん」と思われることが多かったんですが、実はあらゆる選択肢の中から「最悪だ」と思える結末まで全て想定した上でしか動けないタイプの性格なんですね。ビビりなんです。

だから、目ん玉舐められてもうんこ食わされてもホームレスになってもバツイチになっても、大体全て想定内。ぜーんぜん耐えられる。

ただ、彼は、彼だけは、私の「想定」できる範囲を大きく越えていて。

だって「この人、出資元との契約結婚が決まってるんだろうなぁ」なんて誰が思う?

今日び結婚できない理由に「婚約者」を上げてくる男がいると思わんでしょ?

本当に、「想定外」。だから面白い。

 

こんな彼とだったら、たとえ会社が潰れて路頭に迷っても、海外逃亡を余儀なくされても、多分笑って過ごせるんだろうと思ったんです。

彼さえいれば。それ以外は、何もなくったって。

 

それって案外、結婚を決めるために重要な要素だと思いません?私は、思うんですよねぇ。

 

祝☆入籍

その後も、入籍までの間にいろんなことがありました。

前日に電話で「そっち行くわ!」と言い放った夫は、高所恐怖症で飛行機に乗れないため新幹線でうん時間かけて東京へやってきます。

母はあまりに急な結婚の挨拶に「非常識極まりない!超面白い!」と大爆笑。妹は「えっまだ結婚してないんだ?意外!お姉ちゃんは絶対結婚後に報告してくる習性があると思ってた!」

うーん、こんな家族で良かった。大好き。

 

続いてその足で夫実家へ向かった我々。義父は「本当に、うちのせがれがご迷惑をおかけして……」と小さくなり、義母は「あれっ!?アンタ○○ちゃんは!?ついこのあいだまで付き合ってたじゃない!」と元カノの名前を出す。(あぐ、ここで元カノの名前を知るw)

その翌日、義姉夫婦や義兄夫婦、ご近所さんまでやって来て、一族イチの末っ子である夫の門出を祝います。※両家顔合わせは、この1年後に敢行されました

そうして、夫のワンルームへ帰宅した我々。

夫は息つく暇なく大社長に呼ばれ、深夜に帰宅したと思ったら顔に痣。

 

あぐ
あぐ

どうしたの!

夫

怖いお兄さんたちが……いた……

 

おお神よ。迷える子羊に救いの手を差し伸べたまえ。

 

そんなこんなで、夫行きつけの居酒屋の店主とその常連客に証人欄を書いてもらい、結婚式の代わりにどんちゃん騒ぎ。無事、入籍を果たしたのでした。

 

そう、入籍。

つまりはこの日から、我々のセックスレス生活の幕開け!

ちなみに夫の会社のほうは、翌月早々に社員を引っこ抜かれ、資本も持っていかれ、取引先も掌返し。また0からのスタートを余儀なくされました。

……ええ、そうなんです。現在夫の会社が火の車だというツイートをしたことがあるのですが、その原因、私との結婚です。

 

あとは、ツイートしている範囲だと、税理士先生に出会ったのもこの時期ですね。

完全に余談ですが。

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まさか夫に紹介してもらった税理士さんとこんな事になるなんて…。 今回は、税理士さんと事務所でセックスした体験談をお届けしちゃうよー!

 

どうしてそんなに結婚を急いだのと聞かれれば、それは夫が「結婚は勢いや!」と日々を駆け抜けたからなのですが、今思えばそれも彼なりの強がりだったのかもしれません。時間が経てば経つほど冷静になって、無理かもしれないと思う自分がいたからこそ、勢いで押し進めたかったのかも。

 

まぁ、順風満帆に見えることしかツイートしてないので、混乱されるフォロワーの方も多いかもしれません。でも、ブログはほら、わざわざURLを踏んで見に来てくれてるということなので。ツイートと違って、不可抗力で見ちゃうものじゃないので。楽しくないことも、ちゃんと書こうと決めたので。ので。

 

続いては、我々夫婦の、埋まらぬ溝を見て行きましょう。

 

小さな亀裂

ことの発端は、入籍前、婚姻届けを書いている際に起こりました。

夫は会社のこともあって連日ピリピリムード。小さなことで喧嘩したりもしました。

 

とはいえ、喧嘩してもすぐに仲直りできるという点は私にとっては高ポイント。

喧嘩しない、なんてことは一緒に生活していれば不可能で、夫婦関係に大事なのはどちらかというと仲直りのほうだと思ってる。

 

ただ、『初婚』の夫にはそうではなかったりしたようで。

それがわかったのが、婚姻届を書いた時だったんです。

 

夫

……ねぇ、それ適当に書くもんじゃないよ?

 

彼の後、私が婚姻届けを書き込んでいる時、夫が横から声をかけてきました。

何のことかわからず顔を上げると、なんだか不服そう。

 

あぐ
あぐ

知ってるよ。ちゃんと書いてるよ。

夫

でも、さらーって書いた。慣れてるみたいに書いた。

 

そりゃまぁ、二度目だもんな。

と、その時思っていたわけではないのですが。

 

夫

郵便物の宛名書いてるんじゃないんだよ?人生で一度きりのものなんだよ?まぁ君は二回目だからわかんないかもしれないけど。

 

出た。それを言われるとさぁ…ってやつ出ちゃった。

この手の話題はNGなことがわかっていたから、私からは絶対しないようにしていたんですけどね。

以前、私が東京に帰っていた際にも、似たようなことがあったんですよ。

 

夫

東京って、元旦那もまだ住んでるんでしょ?

 

そうです。うちの夫は、割と嫉妬しいでした。

 

私は、嫉妬自体が悪いことだとは思っていない。ただ、遠距離になってしまえばいくら付き合っていたって結婚していたって心は離れていくものだと思っているし、だからこそ一緒にいる時以上に相手のことを考えて生活しなくちゃいけない、とは思っている。

夫も同じ考え方だからこそ、密に連絡を取ることを意識してくれている。だから成り立つ。

 

とはいえ、私の職場は皆さん知っての通り、とても愉快な人たちで溢れていまして。

仕事と行って出かけているはずなのに、深夜をまわっても連絡が取れない。急に「仕事の飲み会!」と夜外出することもありまして、それが遠距離の最中だとすれば、そりゃ不安にもなるでしょう。

だから、例の社長には「しばらく仕事請けるのやめるかも」と伝えたし、「新婚なんで」を理由に避けれる会は避けてきた。これかもそうするつもりだった。頑張った、つもりだった。

 

でも、元旦那の名前を出されちゃ話が違ぁう!!

今さら言われたって、過去のことはどうにもならないじゃん!私はあなたに釣り合う女じゃなかったみたいと、そう答えるしかないじゃーん!

私の仕事のこと、バツイチであること、全て出会ったその日に伝えていたし、彼は「そんなの取るに足らないこと」だと笑っていた。

「それでも好き」だから結婚を決めたのだと思っていた。いや、もちろん彼もそうなのだろう。「それでも好き」だと、その覚悟があったから結婚したんだと思う。私は今でもそう思ってる。

 

夫

でも、やっぱり、好きになればなるほどつらいよ。

 

いつだったか、その言葉を聞いた時、初めて「ああ、無理なのかもしれない」と思った。

 

夫

好きになればなるほど、君は一度別の男のものになってるんだなぁって思っちゃうんだよ。君が東京に行ってる時とか、夜一人で眠る時、そう思う。元カレと元旦那は違うよ。俺も一回バツイチになっておけばよかったと思うよ。そしたら君に、俺の気持ちが伝わるのに。

 

多分、私の性癖柄、相手がバツイチだったりしたら喜んで興奮しちゃう!……なんてことは言えなかった。(そりゃそうだ)

 

……えーっと。

いよいよ、レスの原因が全て揃いましたね。

婚姻届けは、結局そのまま使われて、私は時々、もっと丁寧に書いていたらレスにならなかったのかなぁなんて思うのですが、それはまた次のお話で。

彼の会社のことや、婚姻届けのことや、セックスに対する認識の相違。

それらのことがぜーんぶ複雑に絡み合って、夫は私と、セックスができなくなりました。

 

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